『サイバー攻撃への備え』
~高まるサイバー攻撃・情報漏えいのリスク~
新型コロナウィルス感染症の流行により、企業ではテレワークやWEB会議の活用が進んでいます。そのような中でコロナに便乗したフィッシング、ランサムウェアによる攻撃や、テレワーク、WEB会議を狙ったサイバー攻撃が発生しており、今後もサイバー攻撃は増加していくでしょう。
サイバー攻撃によって情報漏えい等が発生した場合、自社の復旧対応に加え、加害者対応、企業のブランドイメージの低下、親会社・取引先等からの損害賠償請求など、広範囲に影響が及ぶことが考えられます。
~企業におけるサイバーリスク対策の現状~
損保協会における調査によると、「サイバーリスク対策における貴社の課題は何ですか。」という質問に対して43.8%の企業が現在行っている対策が十分なのかわからないと回答しています。 また、中小企業の経営者を対象に行った調査によると約4社に1社(24%)はサイバー攻撃への対策をしていないと回答しています。
~まずは現状の把握から・・・~
サイバー攻撃への備えは企業規模、業種を問わずすべての企業に求められています。その第一歩として、自社の対策の現状を把握することが大切です。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)では『5分でできる!自社診断シート』を公開しています。このようなツールを活用しサイバーリスクに対する現状把握を行うことで、対策が必要な部分を見える化していきましょう。
5分でできる!情報セキュリティ自社診断:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
~万が一の際にはサイバー保険の活用を~
サイバー攻撃への備えは事前対策だけでは充分とは言えません。サイバー攻撃の手口は日々巧妙化しており、ソフトウェアの脆弱性を狙った新しいサイバー攻撃が生まれ続けるためです。
被害にあった場合の様々な経済的負担を補償できるサイバー保険を活用しましょう。
上記のような診断結果の点数が良好な企業には保険料が割引になることもあります。
是非一度ご検討ください。