『サイバー保険の加入を促す詐欺にご注意ください』
今回はサイバー攻撃の話からは少し逸れますが、最近サイバー保険の加入を促す詐欺が流行っているようなので紹介させていただきます。
~サイバー保険に入らないと留置場に~
山口県岩国市で「サイバー保険に入らないと留置場に入ることになる」などと電話があり、現金150万円をコンビニから指定された東京のアパートに宅急便で送ってしまった。
~ランサムウェアから個人情報が洩れて・・・~
北海道釧路市では「日本セキュリティ協会」という架空のセキュリティ会社を名乗る男から、「ランサムウェアから個人情報が洩れて警察沙汰になっている」、「サイバー保険に入ればお金は保証する。40万円でいい」などと電話があり、ATMから40万円を振り込んでしまった。
~警察官を装い「サイバー保険に入って」~
2021年12月、警視庁サイバー犯罪課の警察官らを装い60代の女性に電話をかけ「あなたのIPアドレスがハッキングされて被害が出ている。ウイルスが発生したのはあなたが原因で、300万円のサイバー保険に入る必要がある」などとうそを言い現金160万円電子マネー85万円がだまし取られた。
個人、法人を問わずネットに触れることの多い現代だからこそ、このような情報漏えいやサイバー攻撃を偽った詐欺も流行っているのだと思います。
冷静に考えれば保険は事故が起こる前に加入していなければ意味のないもの、このような身に覚えのない請求には応じず、不審に思ったらすぐに警察に連絡をしましょう。