コラム

『大阪急性期・総合医療センターの続報』

『大阪急性期・総合医療センターの続報』

大阪急性期・総合医療センターは10月31日に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害の復旧に取り組んでいる。

11月10日から電子カルテの一部が参照可能となったことから、新型コロナウイルス感染症を含む三次救急患者受け入れと小児救急診療の一部を再開した。また、救急外来においても電子カルテの参照が可能となるなど診療環境が一部整ったことにより、11月17日から一般救急患者の受け入れを再開した。

引き続きおおむね12月中旬からの検査再開、来年1月からの通常診療再開に向けて復旧に取り組むとしている。

11月7日に開かれた会見では、給食委託業者とのサーバー間において通信が大量に確認されており、給食委託業者のデータセンターにおいても医療センターと同様のランサムウェア感染が確認されたことから、給食委託事業者からの侵入の可能性が高いと発表された。

このように中小企業が『踏み台』となり、サイバー攻撃の被害が広がるケースが増えている。

全ての企業においてサイバーセキュリティは必須対策である。

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