『アフラック生命、チューリッヒ保険が不正アクセスによる個人情報流出を発表』
1月10日、アフラック生命保険とチューリッヒ保険会社は第三者からの不正アクセスを受けたことによる個人情報の漏えいが判明したことを公表した。
~アフラック生命132万人のお客様情報流出~
アフラック生命は業務委託する外部業者が利用しているサーバーに対して第三者による不正アクセスがあり、個人情報の一部が流出したことを発表した。外部業者はお客様向けのダイレクトメールに記載したQRコードから視聴できる動画を配信する業務を行っていた。流出したのは姓、年齢、性別、証券番号など約132万人のお客様情報だが、個人の特定をすることはできないため悪用される可能性は極めて低いとしている。
~チューリッヒ保険75万人の個人情報流出~
チューリッヒ保険はお客様の個人情報が海外のサイトに掲載されているとの情報を把握し調査したところ、情報漏えいの事実が判明したと発表した。原因は外部委託業者が第三者からの不正アクセスを受けたことによるものだった。流出した個人情報は姓、生年月日、メールアドレス、自動車保険契約にかかる事項などで最大で約75万件の情報が流出した可能性があるとした。
今回の情報漏えいはいずれも外部委託業者が第三者による不正アクセスを受けたことによるものだった。サイバー攻撃は自社だけではなく取引先企業への被害を及ぼす可能性が高い。
このような被害も考慮しセキュリティ対策と万が一の際にサイバー保険の加入を検討しておきたい。