『国内初のメタバース専用保険提供開始』
あいおいニッセイ同和損保と株式会社アイデアクラウドは近年急速に利用が拡大している仮想空間(メタバース)の安心・安全な利用・発展の支援を目的に、国内初となるメタバース専用パッケージ保険を共同開発し提供を開始したことを2月6日発表した。
以下3つのリスクを補償する商品となっている。
①サイバー攻撃・情報漏えい等のリスク・・・サイバー攻撃等による個人情報の漏えいによりメタバー
ス運営・管理事業者に発生した損害賠償に対する補償
②メタバース上で発生する詐欺等のリスク・・・なりすましによるフィッシング詐欺等を原因として暗
号資産やNFT※等の盗難が発生した際、メタバース運営・管理事業者等が負担する原因調査費用
③メタバースイベントが中止となる等のリスク・・・コンピュータシステムの機能停止等によりメタバ
ースイベントが中止となった際にかかる代替開催費用
※Non-Fungible Tokenの頭文字を取ったもので、「非代替性トークン」という意味。「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタル・データ」のこと。暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引される。
上記の補償に加え、暗号資産やNFTの盗難発生時に流出先や加害者を追跡・特定するサービスを2023年5月頃に予定するなど、今後もメタバース固有のリスクを分析し補償と連動した事故の未然防止や早期回復に資するサービスの開発に取り組み、ラインアップを順次拡大していく。