『ニコニコ動画サイバー攻撃の被害』
ニコニコ動画などを運営する株式会社KADOKAWAは6月９日、ニコニコサービス全般やKADOKAWAオフィシャルサービスなど複数のウェブサイトが利用できない事象が発生していることを公表した。原因としてグループが利用しているサーバーに対して外部からの不正なアクセスが行われた可能性が高いとしている。
～経緯～
6月8日未明よりグループの複数サーバーにアクセスできない障害が発生した。この事実を受けデータ保存のため関連するサーバーをシャットダウン、同日中に社内で分析調査を実施した範囲ではサイバー攻撃を受けた可能性が高いとした。現在調査、対応を進めておりニコニコサービス全般、KADOKAWAオフィシャルサイト、エビテンなどで影響が発生している。情報漏えいの有無についても調査を進めている。
～今後の対応～
外部専門家や警察などの協力のもと調査を継続し、迅速な対応と正確な影響範囲を調査、特定するとしている。
サイバー攻撃の被害を受けた場合迅速な調査、対応ができなければ二次被害が発生する可能性が非常に高い。100％防ぐことのできないサイバー攻撃だからこそ事後対応の策定や、サイバー保険の加入の検討が必要である。
