『NTT子会社で９００万件の情報流出』
10月17日、コールセンターシステムの運用保守業務を担うNTTビジネスソリューションズ株式会社において運用保守業務従事者である元派遣社員が顧客情報を不正に持ち出し第三者に流出させていたことが判明したと発表した。この社員はシステム管理者アカウントを悪用し、顧客データが保管されているサーバーへアクセスし不正に持ち出しを行っていた。
不正に持ち出された情報は、同社がクライアントから預かった氏名、住所、電話番号などの顧客情報約900万件、現時点で判明しているクライアント数は59件としている。
本件に関する対応として、システム面および運用管理面から緊急的な対処策を講じ新たに不正な情報持ち出しが生じることを抑止したと発表している。
一人の派遣社員によって900万件もの個人情報が漏えいした。
情報管理の教育だけでこのような事故は防げるだろうか？
事故は起こるものとして、万が一の対策やサイバー保険への加入も考えなければならない。
